30代LSE私費留学日記 & たまにマーケットコメント

東大→金融機関リサーチ職10年超→30代LSE私費留学

なぜLSEか?

私がLSEを選んだ理由は主に以下の3つです。

 

①米国と比べて学費が安い

これは、LSEというより英国の大学院を選んだ理由になりますが、特に私費での留学の場合、学費は切実な問題です。英国のマスターコースは、1年当たりの学費が米国よりも安い上に、1年で修了します(米国は通常2年で修了)。生活費も(日本と比べると高いですが)おそらく米国の都市部と比べると安いのではないかと思います。私は当初、米国のコロンビア大学SIPAへのアプライも検討していましたが、圧倒的なコストの高さを前に断念しました。なお、LSEの学費や生活費については、以下のLSEのウェブサイトをご参考ください。学費はコースによって異なりますが、私の専攻であるMSc in Political Economy of Europeは£24,456(2022/23)。生活費は寮費も含めて1ヵ月当たり£1,300 to £1,400とLSEは見積もっています(※)。

※寮の部屋のグレードにもよると思いますが、生活費はもうちょっとかかるような気がします。。。)。なお、私は寮には入らず(入れず)妻と1ルームの部屋を借りたので、生活費は倍以上しました。。。

www.lse.ac.uk

 

➁コースが細かく分かれている

社会科学に特化しているLSEは、様々なコースが細かく分かれています。言い換えると、マニアックな興味に応えてくれる受け皿があります。私は、これまでのキャリアの後半においてヨーロッパをカバーしてきました。そして、かねてから欧州のマーケットをみる上では経済と政治の両方を分析する必要性を感じていたため、Political Economy of Europeというコースは私にピッタリでした。Economicsというコースは多くの大学にあり、Political Economyというコースも他の大学でみつけることができますが、対象をPolitical Economy of Europeにまで絞ったコースは、私の知る限り、有名大学ではLSEしかありません。コースが自分の興味とドンピシャであったため、志望動機書はかなり書きやすかったです。なお、LSEのマスターコースの一覧は以下の通りです。

www.lse.ac.uk

学部時代の学問的な専門性が乏しくとも、社会人としてのマニアックな経験や興味をぶつける場がLSEにはあるのではないか、と感じています。

 

③スーパーインターナショナルであること

LSEは約7割が英国外からの留学生だそうです。この割合は他の英国における有名大学と比べてもかなり高いです。国籍もかなりバラエティーに富んでいました。学部やコースによって違いはあるとは思いますが、私のコースはPolitical Economy of Europeだけに欧州出身者が多かったです(割合としてはフランス人が最も多いと聞きました)。ブリティッシュはむしろ少数派で、ゼミのクラスで英国人がゼロということもしばしばありました。アジア系としては、中国系が最も多く(個人的な印象としては約2割かそれ以下)、日本人は(私の知る限り)私一人でした。教授やティーチングアシスタントの国籍も様々です。留学を通じて得たインターナショナルな経験は、金融機関(特にリサーチ分野)でキャリアを築く上で財産になると信じています。

 

江戸っ子UK